新型コロナウイルス感染症検査陽性者の確認について(第五報)を掲載しました。

 当施設では、5月8日に介護職員1名の新型コロナウイルス感染症検査陽性が確認されました。5月9日に入所者2名および職員40名、5月10日に入所者47名(ショートステイ3名含む)の計89名のスクリーニングを目的としたPCR検査を行い、全員の陰性が確認されましたが、入所者の平均年齢は92歳であり、100歳を超える方も4名いらっしゃることから、これ以上の感染拡大は生命の危機にもつながります。そのため、クラスターと同じ対応を行うことを、職員の陽性判明のその日に決定し、阿蘇やまなみ病院のクラスター対策チームが介入、また地域医療の中核病院である阿蘇医療センターから甲斐豊院長の指揮のもと、柿本純子感染管理認定看護師(阿蘇やまなみ病院のクラスター時にも多大なる援助をしていただきました)を派遣していただき、感染拡大防止に努めて参りました。
 一人でも感染者が出た場合、即日(可能なら12時間以内)に対策(ゾーニング、職員の出勤停止等)を行うのが、感染拡大防止の「要」です。ワクチン接種に関しても、阿蘇医療センターをはじめ、関係各機関のご尽力により、阿蘇地区における高齢者施設の入所者、職員への接種を早期に実現していただきました。県に頼るだけではなく、地域での迅速な対応が、感染拡大防止にとって重要だと思います。今回は阿蘇医療センターおよび阿蘇やまなみ病院の早期からの介入、1回目のワクチンの接種が終了していたことにより、感染拡大を防止することができました。陽性が確認された職員も本日より無事に職場復帰しております。
 なおワクチンに関しては、今回のスクリーニング検査の結果が出る前に、入所者への2回目の接種を行うことになりましたが、100歳を超える方を含め、平均年齢92歳という高齢の方々に、特段の副反応は見られませんでした。
 今回の件につき、阿蘇医療センターおよび阿蘇保健所、阿蘇市には心より感謝申し上げます。今後も感染対策は継続しながら、通常業務を再開し、地域の高齢者福祉に尽力して参ります。

令和3年5月24日 16:45
特別養護老人ホーム あそん里
施設長 上田智雄
社会福祉法人治誠会     
理事長 高森薫生